豪華ソリストと日本をリードする弦楽奏者が、華麗な室内楽の魅力を究極まで昇華させる圧巻のコンサート!
公演概要
日時:10月11日(土) 14:00開演(開場13:15)
場所:YCC県民文化ホール 大ホール
料金:全席指定 S席11,000円 A席9,000円 B席7,000円
未就学児入場不可 お一人4枚まで
チケット発売:5月31日(土) 10:00~
(ミルケ先行予約) 5月17日(土)~19日(月) ※会員のみの先行予約です。
プレイガイド:
山日YBS本社受付 055-231-3121
YCC県民文化ホール 055-228-9131
ローソンチケット https://l-tike.com/ Lコード:35199
辻󠄀井伸行オフィシャル・エアライン:全日本空輸株式会社
主催:アドブレーン・共立・NTTファシリティーズ共同事業体/山梨日日新聞社・山梨放送
企画・制作:エイベックス・クラシックス
制作協力:インタースペース
演奏曲目(予定)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番 《アメリカ》:第1楽章
松浦奈々、直江智沙子(ヴァイオリン) 瀧本麻衣子(ヴィオラ) 清水詩織(チェロ)
プーランク:フルート・ソナタ
高木綾子(フルート) 辻󠄀井伸行(ピアノ)
アーバン:ベッリーニのノルマの主題による変奏曲
セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット) 辻󠄀井伸行(ピアノ)
ディニーク:ホラ・スタッカート
セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット) 辻󠄀井伸行(ピアノ)
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番:第4楽章
辻󠄀井伸行(ピアノ) 三浦文彰(ヴァイオリン) 鈴木康浩(ヴィオラ) ユンソン(チェロ)
モーツァルト:フルート四重奏曲第1番
高木綾子(フルート) 松浦奈々(ヴァイオリン) 瀧本麻衣子(ヴィオラ) 清水詩織(チェロ)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番[室内楽版]
辻󠄀井伸行(ピアノ) 三浦文彰、直江智沙子(ヴァイオリン) 鈴木康浩(ヴィオラ) ユンソン(チェロ) 大槻 健(コントラバス)
プロフィール
辻󠄀井伸行(ピアノ)Nobuyuki Tsujii, piano
2009年6月「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」において日本人として初優勝を飾る。以来、世界的なピアニストのひとりとして活躍し、ニューヨークのカーネギーホールの主催公演やイギリス最大の音楽祭「プロムス」などにイギリスの著名オーケストラのソリストとして出演し大成功を収めるほか、ウィーン楽友協会やベルリン・フィルハーモニー、パリのシャンゼリゼ劇場などの世界の著名なホールで例年コンサートを開催し高い評価と多くの聴衆の支持を得ている。また、欧米の一流オーケストラからソリストとしての出演希望を数多く寄せられ、ゲルギエフやアシュケナージなどの世界的指揮者からも高い評価を受け、これまでに数多くの共演を行っている。2024年に名門ドイツ・グラモフォンと日本人ピアニストとして初の専属契約を締結し、第1弾「べートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番《ハンマークラヴィーア》、遥かなる恋人に」をリリース。今後の世界的活躍がもっとも期待されているピアニストのひとりである。
〈サントリーホール ARKクラシックス〉のアーティスティック・リーダー、2024年からはARKフィルハーモニックのレジデント・ピアニストを務める。
三浦文彰(ヴァイオリン)Fumiaki Miura, violin
2009年世界最難関と言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。18年に〈サントリーホール ARKクラシックス〉のアーティスティック・リーダー、24年にARKフィルハーモニックのアーティスティック・ディレクターならびに宮崎国際音楽祭の音楽監督に就任。ロサンゼルス・フィル、イスラエル・フィル、マリインスキー劇場管、ベルリン・ドイツ響、バルセロナ響、エーテボリ響などと共演。共演した指揮者には、ドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマンなどが挙げられる。 国内では、大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことや「情熱大陸」への出演も大きな話題になった。近年は指揮活動も始め、アリカンテ響、東京フィル、京響、広響、ARKフィルなどを指揮。25年には、ソリストとしてフィルハーモニア管と共演し、5月にはバンベルク響と共演する。CDはエイベックスよりリリース。09年度第20回出光音楽賞受賞。22年「Forbes」Asiaにおいて「30 under 30(世界を変える30歳未満の30人)」に選出される。使用楽器は株式会社クリスコ(志村晶代表取締役)から貸与された1732年製グァルネリ・デル・ジェス「カストン」。
セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)Sergei Nakariakov, trumpet
ロシア生まれでイスラエル国籍のトランペット奏者。誰にも真似のできない超絶的な演奏テクニックとビードロのような美しい音色から「トランペット界のパガニーニ」、「トランペット界のカルーソー」とも呼ばれる。レパートリーは幅広く、トランペットのためのオリジナル曲はもちろん、ヴァイオリンのための超絶技巧曲やフリューゲルホルンによるチェロやホルンのための作品演奏でも高い評価を受けている。中でもクラリネット奏者で作曲家でもあるヴィトマンが、彼のために作曲した作品は循環呼吸や超絶的なタンギングを多用したトランペットの限界を超えた衝撃的な作品で、彼の類まれな実力と評価を不動のものとした。これまでに世界的に著名な指揮者やソリストとも多数共演し、CDも数多くリリースしており、本人名義のCDはもちろんのこと、アルゲリッチとの共演による協奏曲や室内楽曲のCDも高く評価されている。ARレゾナンス社製のトランペットとマウスピース、アントワーヌ・クルトワ社製のフリューゲルホルンを使用。
高木綾子(フルート)Ayako Takagi, flute
確かなテクニックと、個性溢れる音色。ジャンルを超えた音楽性で注目を集めるフルート奏者。日本音楽コンクール第1位、日本フルートコンベンションコンクール優勝、日本管打楽器コンクール第1位および特別賞、新日鐵音楽賞フレッシュアーティスト賞、ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第3位、神戸国際フルートコンクール第3位など多数の受賞歴を誇る。国内主要オーケストラとの共演はもとより、新イタリア合奏団、シュトゥットガルト室内管、ミラノ弦楽合奏団、サンクトペテルブルク響、フランツ・リスト室内管などと共演。パリ室内管と共演してパリ・デビュー。CD録音多数。東京藝術大学准教授、および洗足学園音楽大学客員教授、日本大学芸術学部、武蔵野音楽大学、桐朋学園大学の非常勤講師として後進の指導にもあたっている。
松浦奈々(ヴァイオリン)Nana Matsuura, violin
7歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学を首席で卒業、読売新聞社主催演奏会に出演。第15回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽器部門第1位。ヴァイオリンを故・工藤千博、原田幸一郎の両氏に、室内楽を徳永二男、毛利伯郎の両氏に師事。日本センチュリー交響楽団アシスタント・コンサートミストレスを経て、2015年4月より同楽団コンサートマスターに就任。「ベートーヴェン全曲演奏会」が評価され、大阪市より2019年度咲くやこの花賞受賞。トリトン晴れた海のオーケストラ、ARKフィルハーモニックメンバー。
直江智沙子(ヴァイオリン)Chisako Naoe, violin
桐朋女子高等学校を経て桐朋学園大学を卒業。在学中より小澤征爾音楽塾、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団、JT室内楽シリーズ、東京のオペラの森、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、トリトン晴れた海のオーケストラなどの音楽祭、室内オーケストラに参加。また、広響、京響、新日本フィル、山響、札響などの各オケで度々ゲスト首席奏者を務めている。 これまでに故・荒谷正雄、市川映子、徳永二男の各氏に師事。財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学金を得てベルリンに留学、シュテファン・ピカール氏に師事。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団第2ヴァイオリン首席奏者。
鈴木康浩(ヴィオラ)Yasuhiro Suzuki, viola
桐朋学園大学卒業。ヴァイオリンを辰巳明子氏、ヴィオラを岡田伸夫氏に師事。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位ほか受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後、ベルリン・フィルの契約団員となる。04年に帰国。各地でリサイタルを行うほか、ラ・フォル・ジュルネや読売日本交響楽団のソリストとして演奏、好評を博す。サイトウ・キネン・オーケストラなどで活躍しながら、王子ホールのランチタイムコンサートなど室内楽にも力をいれて活動をしている。桐朋学園大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学で講師を務め後進の指導にあたっている。読売日本交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者。
瀧本麻衣子(ヴィオラ)Maiko Takimoto, viola
東京藝術大学で川本嘉子氏にヴィオラを師事。卒業後はシュトゥットガルト音楽大学院にてアンドラ・ダーツィンスに師事。第10回東京音楽コンクール弦楽器部門第3位。独Carl-Wendling室内楽コンクール第3位。Quartet Venereとしてウィーン国立音大室内楽アカデミーにて、Artis-Preis受賞(第1位)。ORF(オーストリア放送協会)受賞者演奏会に出演。水戸室内管弦楽団、別府アルゲリッチ音楽祭などに参加。2013年よりサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして参加している。2010〜2011年ロームミュージックファンデーション海外派遣奨学生。現在は、新日本フィルハーモニー交響楽団首席ヴィオラ奏者、ARK フィルハーモニックメンバー。
ユンソン (チェロ)Young Song, cello
完璧なテクニックと温かい感性を併せ持つチェリスト。9歳でソウル・フィルにデビュー。ジュリアード音楽院プレカレッジを経て英国王立ノーザン音楽大学に学ぶ。2002年パウロ国際チェロ・コンクール入賞。これまでにイギリス室内管、ヘルシンキ・フィル、フィンランド放送響等と共演。カーネギーホール、チューリヒ・トーンハレ、ウィグモアホール等世界の主要ホールに出演。またアルゲリッチ、バシュメットら多くの著名音楽家と共演し、高い評価を得ているほか、ヴェルビエ、ラインガウ、プラド・カザルス等著名国際音楽祭へ度々招聘されている。日本では読響、新日本フィル、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィル等と共演している。
清水詩織(チェロ)Shiori Shimizu, cello
7歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校を経て、2008年、桐朋学園大学音楽学部演奏学科を卒業。2010年3月、桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程を修了。2002年、いしかわミュージックアカデミーにてIMA音楽賞を受賞。2006年、第7回ビバホールチェロコンクール第4位入賞。チェロを毛利伯郎氏に、室内楽を徳永二男、原田幸一郎、毛利伯郎、東京クヮルテットの各氏に師事。現在、東京都交響楽団団員。
大槻 健(コントラバス)Ken Otsuki, contrabass
東京藝術大学音楽学部卒業。池松宏、永島義男、西山真ニ、林武寛、吉田秀の各氏に師事。これまでに日本各地のオーケストラの客演首席奏者を務めたほか、室内楽の分野でも国内外の多数のアーティストと共演。NOVA Record発売のアルバム「反田恭平MLMナショナル管弦楽団2019」内にてシューマン作曲「アダージョとアレグロ」、ヘンデル=ハルヴォルセン作曲「パッサカリア」を収録。反田恭平プロデュースJapan National Orchestraコアメンバーとして国内各地、イタリアへのツアーに参加。浜離宮朝日ホール、紀尾井ホールにてソロ、室内楽のコンサートを開催。読売日本交響楽団首席コントラバス奏者。