YCC県民文化ホール指定管理者では、「おでかけミルケ」と称したアウトリーチ事業を展開しています。県内のアーティストや教育機関とのつながりを活かした「文化の種まき」を行うこの取り組み。9月に行われた県内小学校の芸術鑑賞会での出張公演の様子をご紹介します。
テーマは「和楽器」。生の演奏に触れる機会の少ない和楽器に焦点を当て、この芸術鑑賞会に向けてオリジナル演目として制作。地域にゆかりのある「ヤマトタケル」のお話をベースに小学校でも歌う童謡や唱歌とオリジナルBGMで紡ぐ、音楽物語作品です。作編曲は、尺八奏者や作曲家として幅広く活躍する一瀬恒星さん!
和と洋、物語と音楽を折衷したドラマティックな演奏に、児童の皆さんも時に楽しく時に真剣に鑑賞していました。最後には校歌を出演者の伴奏で合唱。和楽器の質問コーナーでも沢山の質問が寄せられ、賑やかな時間となりました!
『ヤマトタケル伝説』
脚本:尾沢明彦
作編曲:一瀬恒星
歌・ナレーション:若林秀和
尺八:一瀬恒星(星山)
箏:雨宮洋子
ピアノ:大嶽香子
※YCC県民文化ホール指定管理者では、各種アウトリーチ活動を積極的に実施しております。芸術鑑賞会や音楽の授業プログラムなどでお困りの学校様がいらっしゃりましたら、お気軽にご相談ください(☎055-228-9131 YCC県民文化ホール 事業部まで)
(2024.11.8)